CDR/CDRWによるCDの作成の実際

講師 藤田賢吾 さん

 藤田賢吾さんは「元気で100歳倶楽部」のパソコン教室講師をしておられます。
 CD作成、特に写真アルバムの作成などについてはかなり以前から手がけておられますので、すぐ 役に立つ実践的なお話を伺いました。

 

 データの保存では、フロッピーは手軽な方法ですが、容量が少なく、また、最近パソコン雑誌でよく取 上げられているDVDは、逆に大きすぎて使いづらい面があります。DVDは、動画、つまりテレビの映像や ビデオの保存に特化したもの、と位置付けて考えた方がいいと思います。しかも、まだまだ高価で、 種類もバラバラです。規格統一ができるまで待った方が得策でしょう。
 その点、CDは手ごろな保存方法であり、使い易い手段といえましょう。最近のパソコンには、フロッピ ーのないマシンも出てきていて、CDに移行している傾向です。
 1.データCDでは、アドレス帳の保存や、大勢の人を入れた名簿などのバックアップに。
 2..音楽CDに関しては、好きな音楽をコピーしたり、自分の好みの曲を選んでCDにして車の中で聴いて みたりするのも、楽しいでしょう。
 3.フォトCDでは、撮り貯めた写真をCDにして、スライドショーで見ることが出来ます。ただし、CD Recorderが内蔵しているか、外付けでCDを焼くことができること。

 今回は、Easy CD Creator 5で、CDを作る方法をまとめました。(今は、バージョンアップしてEasy CD&DVD Creator 6となっていますが)
  最近のパソコンには、B's Recorder Gold7や、WinDVD Creator2などがバンドルされているものが出て います。その他、Drag'n Drop CD+DVD3、あるいはDVD MovieWriterといった製品もあります。

データCDの作成 ― (例)メールアドレスの保存

<ページ数の多い文書、人数の多い名簿などに。>

 まず、Easy CD Creatorを立ち上げ、「data CD」選びます。(図1)
 次に、「ソースファイルの選択」から「ローカルディスクC」の中で、Windows→Application data→ Microsoft→ Address Book(図2,3)
 ここに自分のアドレス帳があります。
 そこで「追加」をクリック。下の欄に入ります。
「ソースファイルの選択」つまり保存先から選び出す機能は、どのメーカーのソフトもほぼ同じだと思 います。
 後は、「書き込み」をクリックし、「書き込みの開始」で出来上がりです。(図4)  その他のデータ作成の場合も、すべてソースファイル、つまり保存先から探して、下のdata CDの欄 に入れて作業をすることになります

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