検索テクニック

講師　武田正男　さん

Ⅰ．はじめに

　ホームページを見るためにはInternet Explorer を起動し、「アドレス欄にURLを指定して（http://は省略）Enter」または「Ctrl+L」で表示されるダイアログボックスにURLを指定」のいずれかでよい。URLの代りにキーワードを直接入力しても、 MSN Searchが起動して探してくれる。
　インターネットは情報の宝庫であるが、URLの判っていない場合には膨大な情報のなかから欲しい情報をいかに効率的に探し出すかが最大のポイントです。検索エンジンはその作業を助ける有力な手段です。
　以下に代表的な検索エンジンであるGoogleとYahoo!を使ったさまざまな検索テクニックをご紹介します。

Ⅱ．Google検索

　１．キーワード検索

＜基本検索＞
検索ボックスに手がかりとなるキーワードを入力してEnterキーを押す（またはGoogle検索ボタンをクリックする）と対象の検索結果が表示されます。検索ボックスの上にウエブ・イメージ・ニュース・ローカル・グループ等の表示があり選択することが出来ます。詳細についてはmoreをクリックすると説明してあります。
ここでは、主として使われるウエブ検索を中心に説明します。
＜詳しい検索方法＞
検索結果を絞りこむにはすでに入力してあるキーワードに新しいキーワードを追加する。
　　* キーワードをスペースで区切る（and 指定）
　　* フレーズを含む時は、“”で囲む
　　* いずれかのキーワードを含む時はORを入れる
　　* キーワードを含めない時は－をつける
＜条件を細かく指定＞
トップ画面から「検索オプション」をクリックすると、検索対象の条件を細かく指定できます。上記の検索条件に加え、言語・ファイルタイプ・日付・ドメイン等について検索条件を追加して対象を絞り込むことが出来ます。

　２．ウェブディレクトリ検索

トップ画面から「more」－Googleのサービスの「ディレクトリ」を選択すると、特定のトピックに基き検索を絞りこむ事ができます。

　３．優れた検索ワザの例

　　　　別表「Google検索ワザのいろいろ」に示します。

　４．Googleツールバーの利用

Googleホームページの「Googleについて」－「Googleツールバー」－「ツールバーのダウンロード」でInternet ExplorerのツールバーにGoogleツールバーが常時表示され、便利に使うことが出来ます。

（このほか、Googleホームページの「Googleについて」をクリックするとGoogleについての様々な情報が記載されています）

Ⅲ．Yahoo!検索

　１．キーワード検索

＜基本検索＞
検索ボックスに手がかりとなるキーワードを入力してEnterキーを押す（または検索ボタンをクリックする）と対象の検索結果が表示されます。この画面で検索ボックス上部にウエブ・登録サイト・画像・音声・動画・ニュース・ブログ・辞書・知恵袋・エリア・商品等の表示がされ選択することが出来ます。
詳細についてはこの画面上の「検索サービス一覧」をクリックすると説明があります。
ここでは、主として使われるウエブ検索を中心に説明します。
＜詳しい検索方法＞
Google同様です。
＜条件を細かく指定＞
トップ画面から「検索オプション」をクリックすると、各種の検索条件を追加して対象を絞り込むことが出来ます。

　2. カテゴリー検索

トップページの14個のカテゴリーから入る。
フォルダーマークは「カテゴリー」を、数字は登録サイト数をあらわす。別カテゴリーにも登録されている場合は、そのカテゴリーへのリンクは矢印のついたフォルダーマークで表示されている。

　3．ダイレクト検索

ある一定のルールでキーワード検索すると、該当するコンテンツサービスから直接キーワードに関連する情報を表示出来る。下記に例を示す。
「企業名」の株価・｢通貨｣の為替・「地名」の天気・台風｢号数｣号・「高速道路名」の渋滞・「コンピューター用語」とは・　「病名」とは・｢計算式｣＝

（このほか、 Yahoo!ホームページの「検索メニュー」－「検索サービス一覧」にはYahoo!についてのさまざまな情報が記載されています）

**別表　Google検索ワザのいろいろ**
どうしても出てこないアレを思い出したい時	覚えている単語をスペースでつないで検索
気になる商品の評判を知りたい時	商品の後に「らしい」をプラスした複合語で検索
欲しい商品を激安価額で手に入れたい時	欲しい商品の後ろに「激安」をプラスして検索
近所でおいしい店を開拓したい時	地域名・駅名などの後に、目的のキーワードを入れて検索
不安な症状があり、いい病院を見つけたい時	病名などのキーワードではなく、症状をそのまま入力して検索
手元にある薬の副作用を調べたい時	薬のパッケージの名前をそのまま入力して検索
香典や祝儀袋の書き方を知りたい時	知りたい事柄に「書き方」という言葉をプラスして検索
不審な電話番号の主を突き止めたい時	電話番号をそのまま入力して検索
パスポート取得などに必要な書類一式を知りたい時	目的物の後に「必要なもの」をプラスして検索
自分と同じ誕生日の人を知りたい時	「生年月日」の後に誕生月日を“”記号で囲んで入れて検索
特定の会社や学校、地域の評判を知りたい時	知りたいものの名称の後に「って」を付けて複合語で検索
まだ行ったことのない場所を見たいとき	イメージ検索で、行きたい地名をそのまま入力して検索
製品やサービスの普及状況を知りたい時	「万台」「万人」「突破」等の言葉を組み合わせて検索
ワードやエクセルで書類のテンプレートが欲しい時	欲しい書類名をキーワードにしファイルタイプを指定して検索
専門分野の略語・新語の意味を知りたい時	言葉の末尾に「とは」をプラスして検索
各種業界の今後、保険や年金の未来を知りたい時	業界名や、金融商品の後に「どうなる」を加えて検索
パソコンにトラブル発生！対処法を知りたい時	エラーメッセージをキーワードに、ソフトやハード名を入れて検索
英語名から日本語名を調べたい時	英語の名前を入れて日本語のぺージを検索
簡単な計算をしたい時	検索ウィンドウに計算式を入力
リンクの利用	キーワードの後に「リンク」をプラスして検索する。（左きき）

「グーぐる! 」ECジャパン㈱安藤進著　㈱インプレス発行　＜2003年11月26日－2004年1月5日「Google超活用アイデｲアコンテスト」＞より

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