ファイルやフォルダの操作と整理

講師 中西成美 さん

先に別紙ファイル整理に必要な機能(ココをクリック)に目を通しておいて下さい。


       目 次
  赤字の見出しをクリックすると、その部分にジャンプします。

 ファイルやフォルダの構成	
 ファイルやフォルダーの基本操作	
   ファイルやフォルダーについて	
  ファイルの種類	
  ファイルやフォルダーの整理	
   新しいフォルダーの作り方と名前の付け方	
   新しいファイルの作り方	
   ファイルやフォルダの移動・コピー	
   フォルダ内のファイルの表示方法・フォルダの切り替え・ファイルの表示	
  ごみ箱の操作	
   ファイルやフォルダーの削除	
   ごみ箱に移動したファイルやフォルダーを元の場所に戻す	
   ごみ箱内の、削除されて溜まっているファイルやフォルダーを捨てて空にする	
   その他	
  FDやCDの操作	
   FDの種類・ドライブ・フォーマット	
   ファイルまたはフォルダーをFDに保存する方法(フラッシュメモリの場合も同様です)	
   (1) WORDから「名前を付けて保存」	
   (2) MY DOCUMENTSフォルダーのメニューから「送る」コマンド
   (3) MY DOCUMENTSフォルダーで右クリックから「送る」コマンド	
   (4) デスクトップで右クリックから「送る」コマンド
   (5)「切り取り」/「コピ−」/「貼り付け」やドラッグ&ドロップ
   (6) フォルダーごとFDに保存	
   (7) FDの中身をチェックする
   フラッシュメモリ	
   CDの操作	
   CDR/CDRW	
  練習	
  バックアップについて	
 保存とファイルを開く
  保存(WORDの例で説明します)	
  保存してある文書を開く	
  上書き保存	
  ファイルのサイズを見る方法	
  ファイルを開くその他の方法	
 その他の機能	
  ショートカット	
  ターゲットフォルダ	
  既定のフォルダ	
  スタートメニュー	
  関連付けとAPで開く操作	
  拡張子の表示	
  隠しファイル	
  HDD(ハードディスク)の空き容量のチェック	
  ファイルの検索	
  エクスプローラーの操作	


ファイルやフォルダの構成



図:ファイルやフォルダーの構成例

ファイルやフォルダーの基本操作

ファイルやフォルダーについて

一つの文書、表、画像、等は管理単位としてファイルという名称で呼ばれる/
一つ文書を作成すると、それが10ページの論文でも一行の文章でも一つのファイルとして扱われ、必要なら名前を付けて保存しておく/
ファイルやフォルダーはC-DriveとかD-Driveなどと呼ばれるパソコン内蔵のハードディスク(HD)という記憶装置の中に保存されている/
フロッピーディスクやCDなどの外部に取り出せる記憶装置にも保存する事ができる/
ファイルはフォルダのなかに保存される/
フォルダのなかにはファイルもフォルダも保存できる/
このようにファイルとフォルダは階層をなしてつながっている/

上の「図:ファイルやフォルダーの構成例」参照/
● デスクトップの「スタート」ボタンを右クリックして、メニューから「エクスプローラー」をクリックすると「エクスプローラ」ーが開く/
このエクスプロラーにパソコン内のファイルやフォルダーの階層構造が表示されていてファイルやフォルダーの操作によく使われる。
● このようにファイルやフォルダはツリー状の階層構造になっていて、分類整理がしやすいよう工夫されている。
例えば
作成した文書類はマイドキュメントというフォルダに
アプリケーションのソフトなどはProgramFilesというフォルダに
写真画像などはマイピクチャというフォルダに
通常格納されることが多い。
そして更にそれらのフォルダ内で学校とか仕事とか趣味とか色々な分類でフォルダを作成しておき、ファイルは分類に従ってそれぞれのフォルダに入れておく。
● WindowsXPではフォルダウインドウの左側タスクボックスにフォルダ構造を表示できる。
● ファイルやフォルダが階層構造のどの位置に格納されているかを示す表示方法は
c:\My Documennts\パソコン関係¥教材.doc
のように表示する。「C」ドライブの中の「My Documennts」フォルダの中の「パソコン関係」フォルダの中に「教材」というWordで作成した文書が格納されていると言う意味になる。\は区切りの記号として使われている。

ファイルの種類

そのファイルを作成するアプリケーションによってファイルの種類が異なる/
ファイルの種類を識別するためにファイル名の後に拡張子がついている/
ファイルの種類により拡張子は異なり、アイコンの形も異なる/
ファイルを開いて読むためには、そのファイルに適合性のあるアプリケーションで開かなくてはならない。適合性がないと文字化けしたりする/

Wordのファイル:拡張子 doc
Excelのファイル:拡張子 xls
Text ファイル:書式の設定などない単純な形式 拡張子 txt
Htmlファイル:インターネット上で使う形式 拡張子 html
Jpegファイル:図や写真などを扱う形式、信号を圧縮して扱う 拡張子 jpg
Bmpファイル:図や写真などを扱う形式 拡張子 bmp
OEのアドレス帖:拡張子wab
PowerPointのファイル:拡張子ppt

ファイルやフォルダーの整理

作成したファイルがどんどん溜まってくると、見たいファイルがどこにあるのか分からなくなってしまう。系統的に分類して 同種のファイルを一つのフォルダーに入れるなど整理が必要になってくる。書類の整理と同じである。この時フォルダーを新 しく作って名前を付けたり、ファイルの名前を付け替えたり、ファイルを別のフォルダーに移し変えたり、する必要が出てく る。

 新しいフォルダーの作り方と名前の付け方
 フォルダーを作成したい場所(デスクトップとか○○フォルダーとか)を画面に出す/

 新しいファイルの作り方  ファイルやフォルダの移動・コピー  フォルダ内のファイルの表示方法・フォルダの切り替え・ファイルの表示 ごみ箱の操作
 ファイルやフォルダーの削除

 フォルダー内のファイルやフォルダーのアイコンを選択してツールバーの「削除」ボタンを押す
 削除してよいか「ファイルやフォルダーの削除の確認」のメッセージが出るので「OK」ボタンを押せば削除される/
 削除されたファイルは「ごみ箱」に移動している/
 その他の削除の方法  @フォルダー内のファイルやフォルダーを選択してメニューバーの「ファイル」をクリック/   サブメニューから「削除」を選択してクリック/  Aファイルやフォルダーを選択し右クリック/   メニューから「削除」を選択してクリック/  Bファイルやフォルダーを選択してドラッグしデスクトップの「ごみ箱」のアイコンに重ねてからドロップする   (デスクトップにあるアイコンはA、Bの方法を使う)  ごみ箱に移動したファイルやフォルダーを元の場所に戻す  ごみ箱に捨てたファイルは探して元に戻す事ができる。  デスクトップの「ごみ箱」アイコンをダブルクリックすると「ごみ箱」の画面が出る/  削除されてごみ箱に捨てられたファイルやフォルダーのアイコンが表示されている/  元に戻したいファイルやフォルダーを選択し/  ツールバーの「元に戻す」ボタンを押す/  元のフォルダーに戻る/  その他の元に戻す方法  @「ごみ箱」内の戻したいファイルやフォルダーを選択して/   メニューバーの「ファイル」又は「編集」をクリック/   サブメニューから「元に戻す」を選択してクリック/  Aごみ箱内の戻したいファイルやフォルダーを選択して右クリック/   メニューから「元に戻す」を選択してクリック  ごみ箱内の、削除されて溜まっているファイルやフォルダーを捨てて空にする  デスクトップの「ごみ箱」のアイコンをダブルクリックして「ごみ箱」の画面を出す/  メニューバーの「ファイル」をクリック/  サブメニューから「ごみ箱を空にする」を選択してクリック  確認のメッセージが出るので「OK」ボタンを押すとごみ箱は空になる/  この操作でごみ箱から削除されたファイルやフォルダーは復旧する事は出来ない/  その他ごみ箱を空にする方法  @デスクトップのごみ箱のアイコンを右クリックしメニューから「ごみ箱を空にする」を選択してクリック/   ごみ箱は空になる/
 その他

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FDやCDの操作

FDは外部に取り出せるメモリ媒体として、ファイルなどの移動やバックアップ保存によく使われる。しかし最近は取り扱 いがFD同様簡単で記録容量が大きいフラッシュメモリが普及してきたので、これを使用する人が多い。

 FDの種類・ドライブ・フォーマット

 ファイルまたはフォルダーをFDに保存する方法(フラッシュメモリの場合も同様です)

 場合により幾つかの方法でできる。(Wordのファイルを保存すると仮定して説明)
 (1)Wordから「名前を付けて保存」
 @Wordを起動し、保存する文書を表示する。
 (新しく作成してまだ保存してない文書、或いはすでに作成して保存してあった文書を開いた状態)/
 Aファイル」/「名前を付けて保存」/
 B「ファイル名をつけて保存」の画面で/「保存場所」欄に3.5インチFDと表示されていればそのまま/
  表示されていなければこの欄右の小さい▼をクリックして「3.5インチFD」を選択すると
  「保存場所」欄に3.5インチFDと表示される/
 C「ファイル名」の欄に名前を記入(後で分かりやすいような名前を考えてつける)
 D「ファイルの種類」欄が「Word文書」になっていることを確認する。
 E「保存ボタン」を押す。
 F文書の画面は残るが保存済みなので消してOK

 (2)My Documentsフォルダーのメニューから「送る」コマンド
 @デスクトップ画面から「マイドキュメント」のアイコンをダブルクリックして開く。
 A「マイドキュメント」フォルダーの画面で保存したいファイルを選択する。
 Bそのファイルが更に下位のフォルダーに格納されている時は順次下位のフォルダーを開いていって
  目的のファイルを探し選択する。
 Cメニューバーで/「ファイル」/「送る」/「3.5インチFD」を選択する。
 D保存がすんだらすべての画面を閉じる。

 (3)My Documentsフォルダーで右クリックから「送る」コマンド
 @上記2の手順でBの後選択したファイルを右クリック。
 A表示されたメニューから「送る」/「3.5インチFD」を選択する。
 B保存がすんだらすべての画面を閉じる。

 (4)デスクトップで右クリックから「送る」コマンド
 (3)の方法は例えばデスクトップ画面上にあるファイルやフォルダーをFDに保存するときも応用できる。
 即ち選択して右クリック/「送る」でよい。

 (5)「切り取り」/「コピ−」/「貼り付け」やドラッグ&ドロップ
 ファイルのアイコンを選択し「切り取り」/「コピー」/「貼り付け」のコマンドを使ってFD画面内に移動
 或いはコピーしてもFDに保存できます。
 アイコンを選択してドラッグ&ドロップでFD画面内に移動或いはコピーしても同様に保存できます。

 (6)フォルダーごとFDに保存
 (2)(3)(4)(5)の方法の場合、「ファイル」の代わりに「フォルダー」を選択すれば、
 フォルダごと(中のファイルもろとも)FDに保存する事ができる。
 ただしFDの容量は1.4MBで実際には1MBちょっとくらいで満杯になるから沢山のファイルや、
 ファイルを沢山抱えたフォルダーを保存するとオーバフローしてしまうので、何枚かのFDに分けていれる。

 (7)FDの中身をチェックする
 FDにファイルが保存されたかどうか確認するには、
 @FDをFDドライブに挿入する。
 Aデスクトップ画面から「マイコンピューター」をダブルクリックして開く。
 B「マイコンピュータ」画面から「3.5インチFD」をダブルクリックして開く。
 C「3.5インチFD」画面で保存したファイルのアイコンがあるのを確認する。
 Dこのアイコンを選択してダブルクリックして開くとWord等のアプリケーションが起動してファイルの中身が表示される。
  またFDに容量的にどのくらい記録されているか、ディスクの中の空き具合を見るには、
  Bで「3.5インチFD」のアイコンを右クリックしプロパティを開けばよい。

 フラッシュメモリ

 フラッシュメモリは小型で、USB接続でパソコン本体に接続できるようになっている。
 容量は64,128,256MBなどあり最近はGBクラスのものもでている。
 手軽で、操作はFDと同じで簡単なので、皆が使うようになった。
 一番初め使用するとき、ドライバの設定が必要でWindws98機では、付属CDやダウンロー経由で設定を行う必要がある。
 WindowsMEやXPでは、自動認識されるので接続するだけですぐ使える。
 マイコンピューター上では、リムーバブルディスクという表現で表示されることが多い。
 (FDの場合は3.5インチFDと表示されるところ)

 CDの操作

 通常CDをCDドライブに入れると自動的に読み取りのソフトが起動してプログラムを取り込んだり音楽を演奏したりします。
 
  CDの入れ方:
 CDケースを開いて中央部分を押すとCDを取り出せる/
 痛めないようにエッジ部分を持つ/
 パソコンのCDドライブのボタンを押すとCD挿入用のトレイが出てくる/
 CDのラベルの書いてある方を上向きにしてキチンとセットする/
 トレイをそっと押すか、ボタンを押すとトレイが引っ込む/
 通常自動的に演奏等が始まる/
 CDを挿入するのにスリットに差し込むだけでOKのタイプもある/

 CD挿入後の取り扱いは中身によって色々です/

 作業完了後CDドライブのボタンを押すとトレイが出てくる/
 CDを取り出しケースに収める/
 ボタンを押してトレイを元に戻す/
 スリットタイプのものはCDが出てくるだけです/
 パソコンの電源を落とす前にCDは取り外しておきましょう/

 CDR/CDRW

 最近のパソコンではCDに書き込みができるドライブを備えているものが多い。
 この機能を使えば、記録媒体としてCDが使える。CDの記録容量は650MB、700MBとFDの1.44MBに比べて500倍くらい大きいので
 バックアップを取ったり、アルバムを作成するなど便利である。ただし書き込みには専用ソフトが必要である。
 WindowsXPはCD書き込み機能を備えている。
 読み取り書き込み速度の表現に何倍速という言葉がある。
 通常の音楽CDの演奏時間約80分が基準でその何倍の速度で読み書き込みができるかという表現である。例えば12倍速で書き
 込めば6〜7分で処理できる。
 ドライブの速度とメディア(CDRなど)の速度はマッチングさせておく必要がある。
 CDR/CDRWの操作は割合と複雑で、詳しくは別途研究してみてください。
練習

My Documentsフォルダー内に新しいフォルダーを作り今までの練習で作成保存してあるファイルを格納する。その後そのフォル ダを開いてファイルが入っていることを確認できたら、そのファイルを削除してごみ箱に入れる。次にごみ箱を開いて今捨てた ファイルを探し元に戻す。今度はフォルダーごとFDにコピーを取る。FDにコピーが取れたかどうか。
FDにアクセスしてファイルを開いて確かめてみる。

バックアップについて

文書を作成中まだ保存していない状態で、パソコンのフリーズ等で強制的に終了した場合作成中の文書は消失してしまいます。
これを避けるには作成中もこまめに文書の上書き保存をする癖をつけておくとよい。
ツールバーの上書き保存ボタンを押すだけでよい。
またWordやExcelの自動保存機能を生かしておけば一定時間ごとに自動保存しておき強制終了後再起動したときこれを開いて くれる。
上書き保存とは異なるので通常の作業での保存は必要。
Word:ツール/オプション/保存タブ/自動保存
Excel:ツール/オプション/自動保存タブ/

またパソコンに修復不可能な故障が起こった場合、Windowsの再セットアップをしなくてはならないケースがあります。この 場合はパソコンが買ったばかりの初期状態に復元されるので今までに作成した文書、やインストールしたAP等すべて消失して しまいます。
したがっていろいろな方法でバックアップを取っておいたほうがよい。

 バックアップの対象  バックアップを取る場所 それぞれ特徴があるが、FD、フラッシュメモリ、CDの併用が現在では一般的。

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保存とファイルを開く

作成した文書を保存する。一旦保存しておけばパソコンを終了して電源を落としてもそのまま保存されて消える事はない。

保存(Wordの例で説明します)

保存する文書を開いた状態(文書が画面に出ている常態)でメニューバーの「ファイル」をクリックする/
サブメニューから「名前をつけて保存」をクリック/「ファイル名をつけて保存」画面がでる。/
「保存先」の欄に文書を保存する場所が指定されているか確認する/
もし違っていたら欄の右側の▼をクリックして目的のフォルダーをさがす/
この時画面左側プレイスバーやツールバーの「一つ上のフォルダーへ移動」ボタン などを使うと探すのが楽になる/
「ファイル名」の欄には文書作成後初めて保存する場合、その文書の最初の行の文字列が仮にはいっている。内容を表す ファイルの名前を考えて入力する。/
「ファイルの種類」の欄がWord文書になっていることを確認する/
「保存」のボタンを押す/
タイトルバーに今つけたファイル名が表示される/
これで文書の保存は終了したので「閉じる」ボタンでWordを終了する。

・保存する時、其の文書に保護をかけることができる。必要に応じて、読み取りパスワード、書き込みパスワード、など を設定する。

保存してある文書を開く

保存してある文書を呼び出して読んだり、編集したりする。
メニューバーの「ファイル」をクリックする/
サブメニューから「開く」を選択してクリック(標準ツールバーの開くボタンをクリックしても良い)/

「ファイルを開く」画面が出る/
「ファイルの場所」の欄が呼び出す文書を保存してあるフォルダーの名前になっているのを確認する/
もし違っていたら欄の右側の▼をクリックして目的のフォルダーを探す/
プレイスバーや「一つ上のフォルダーへ移動」ボタンの使用については前項と同じ/
画面中央のスペースにそのフォルダーに保存されているファイルの一覧が表示されているので、そのなかから目的のファイル を探して選択、アイコンの部分をクリックすると青い色に変わる/
「ファイルの種類」の欄が「すべてのファイル」又は「Word文書」などになっていないと中央スペースには該当するファイル が表示されないので、その時は「ファイルの種類」欄の右側▼をクリックしてファイルの種類を探す/
選択できたら「開く」ボタンを押す/
目的の文書が表示されるので作業に入る/
この場合保存してあったフォルダーには依然として文書は残されている(開いてもフォルダーのなかの文書はそのまま残って いる)/
・XPの場合開くボタン右▼をクリックすると「読み取り専用で開く」「コピーとして開く」「開いて修復」「ブラウザで開く」 などの選択をすることができる。

上書き保存

保存してあるファイルを開いて、読む、編集する、などの作業をした後、もう一度保存する時は上書き保存すると良い/
保存する文書が開いている状態で、ツールバーの上書き保存のボタンを押す/
ただし上書き保存するとその以前に保存してあった文書の上に上書きされるので以前の文書は失われる→(編集した文書に 置き換えられる)/
以前の文書を別に保存しておきたい時は新しい文書に別の名前を付けて保存しなければならない/
上書き保存が終了したらWordを閉じる/
注意
文書を修正あるいは編集して、まだ保存していない状態でWordなどのアプリケーションを終了すると、保存するかどうか聞 かれる。
「はい」⇒編集以前に保存されていたファイルに上書きされるので、原文は失われる。
「いいえ」⇒保存しないで終了するので、編集後の文章は失われる。
「キャンセル」⇒終了の操作自身をキャンセルする。
従って、原文も編集後の文章も必要な場合は一旦終了動作をキャンセルして、改めて名前を付けて保存で編集後の文書に異 なる名前を付けて保存する。

ファイルのサイズを見る方法

文書のサイズ(容量)を見るには
Wordを起動してそのファイルを開きメニューバーから、「ファイル」/「プロパティー」を選択/「プロパティ」の画面で 「ファイルの情報」タブを選択すると分かる。
或いはデスクトップ画面や「マイドキュメント」フォルダー画面で、そのファイルのアイコンを選択して、右クリックし メニューから「プロパティー」を選択する/「プロパティ」の画面で「全般」タブを選択するとわかる。

ファイルを開くその他の方法

ファイルを開く操作:ダブルクリックのほか次の操作でも開けます。
 @アイコンを選択してメニュバーの「ファイル」/サブメニューから「開く」
 Aアイコンを選択して右クリック/メニューから「開く」
 B設定によってシングルクリックで開ける場合もあります

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その他の機能

ショートカット

デスクトップ上でアイコンのなかに小さい矢印のあるアイコンはショートカットです。
ショートカットはファイルそのものでなく、ファイルを呼び出す呼び鈴のようなものです。
ショートカットをダブルクリック等で開けば本体のファイルが呼び出されて開かれます。
ショートカットは削除しても本体のファイルは削除されません。
ショートカットの名前は本体と異なる名前でもよいし、任意の名前に変更してもOKです。
ショートカットアイコンを右クリックしてプロパティを見ると、リンク先のファイルのアドレスがわかります。
本体のファイルが削除されたり移動したりしているとリンクが成立しないので、そのままではショートカットは機能しま せん。
スタートメニューに含まれるショートカットアイコンには、矢印は入っていません。

ショートカットの作り方

ターゲットフォルダ

デスクトップのマイドキュメントアイコンなどはショートカットの1種類ですが、プロパティでターゲットのフォルダを 指定すると、そのターゲットフォルダのショートカットの機能を果たします。例えばマイドキュメントフォルダをc-ドラ イブからd-ドライブに移したと言うような時はここでリンクを指定しなおせばいいわけです。下記URL参照(マイクロソ フトサポートページでターゲットフォルダで検索すると出ます)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;310147


既定のフォルダ

名前を付けて保存などの操作をした時、保存場所として自動的に指定されるフォルダ。
Wordでは、ツール/オプション/既定のフォルダ
Excelでは、ツール/オプション/全般
で指定できる。
しかし開いて加工したファイルは元のフォルダが指定されるし、一般的に色々なアプリケーションでは前回使用したフォル ダが表示されるので、保存場所は常に確認することが大切。

スタートメニュー
スタートメニューの「プログラム」にショートカットを入れる方法
 エクスプローラを開きスタートメニューを探す。
 Windows98ではWindowsフォルダの中にあるスタートメニューの中のプログラムフォルダを開く。
 この中に目的のプログラムのショートカットを作成する。
 スタート/プログラム/の中に目的のショートカットが表示される。

 WindowsXPではスタートメニューの中に直接ドラッグ&ドロップする。
 「すべてのプログラム」に入れる場合は上記と同様。

 その他
 タスクバーを右クリック/プロパティ/「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」画面がでるのでここから色々な
 設定を行うことができます。

関連付けとAPで開く操作

ファイルアイコンをダブルクリックして開く操作
 ファイルのアイコンをダブルクリックするとそのファイルに関連付けられたアプリケーションが起動し、ファイルを開いて
 くれる。
 複数のアプリケーションで開くことができるファイルを、関連付けられていないアプリケーションで開きたい場合は

 Windows98の場合
 ファイルアイコンをクリックして選択してから、Shift+右クリック/
 メニューから「アプリケーションから開く」をクリック/
 「ファイルを開くアプリケーションの選択」画面がでるので目的のアプリケーションを選択してOK
 この場合「この種類のファイルを開く時は何時もこのアプリケーションを使う」のチェックを外しておいた方が良い。
 チェックすると関連付けが変わって、以後何時もその拡張子のファイルはこのアプリケーションでひらくようになる。
 アイコンの形も変わる。

 WindowsXPの場合
 ファイルアイコンを右クリック/
 メニューから「プログラムから開く」をクリック/
 目的のアプリケーションを選択するとそのアプリケーションでファイルを開いてくれる。
 ここで、「プログラムの選択」をクリックすると
 Windows98のケースと同様「ファイルを開くプログラムの選択」画面がでるので上記と同様な操作をする。
 1つのファイルでこの操作をすると、同種のファイルすべての関連付けが変わります。
 関連付けの操作は割合複雑なので、慎重に行ってください。
拡張子の表示

ファイルの拡張子は通常非表示なっています。表示させる方法は

Windows98の場合
フォルダを開いた画面で
表示/フォルダオプション/この画面で「表示タブ」/ファイルとフォルダの項目の中の「登録されているファイルの拡張子 は表示しない」のチェックを外して適用/OK/これでファイルの拡張子が表示されます。通常はファイル名の操作のときなど 邪魔になるので非表示にしておいた方がいいです。

WindowsMEやXPでは
ツール/「フォルダオプション」或いは
コントロールパネルの「フォルダオプション」
でオプション設定画面が表示されるので、同様な操作を行います。

隠しファイル

OSを構成するファイルやフォルダなど重要なファイルは隠しファイルとして非表示になっています。これを表示するには上 記フォルダオプションの表示タブの画面で、ファイルとファルダの項目の中の「すべてのファイルを表示する」を選択し ます。
WindowsXPでメールのバックアップを取るときなど、隠しファイルになっているので表示が必要になる場合もありますが、 通常は誤って触ったりしないよう非表示にしておきます。

HDD(ハードディスク)の空き容量のチェック

ハードディスクがどのくらい使われているかチェックするには、
マイコンピューターを開きローカルディスク(C)或いは(D)などを右クリックし、
メニューからプロパティをクリックすれば、例えばCのプロパティ画面が出るのでここでチェックできる。

ファイルの検索

デスクトップのスタート/検索からファイルを指定すれば検索してファイルの格納場所を探してくれます。
名前がはっきりしない場合ワイルドカードを使用することができます。
*は複数の文字列
?は1つの文字をあらわします。

エクスプローラーの操作

スタートボタンを右クリック/エクスプローラーをクリック/エクスプローラーが開く。
左側欄にPC内のすべてのファイルとフォルダが階層構造で表示される。

+マークをクリックすると内部のフォルダに展開される。
‐マークをクリックすると内部のフォルダが折り畳まれる。
フォルダをクリックするとフォルダ内のファイルとフォルダが右側欄に表示される。
このとき隠しファイルやフォルダは設定を変えないと通常表示されない。
エクスプローラー内でファイルやフォルダの移動・コピーを行うことが出来る。

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                                   − 完 ー