スマホに関するあれこれ
発表者 大庭 哲哉さん
- スマホは格安スマホで安くできる
- スマホの構成
スマホは端末本体と、端末に差し込む通信通話SIMで構成されます。端末はiPhone
(AppleComputer)とAndroid(Google)の2種類あり、一時払いも分割払いもあります。
SIMは、何GとかいうインターネットのData通信SIMと電話の音声通話SIMがありますが、
一つのSIMに両方入っている通信通話SIMもあります。
- スマホの必要スペックについて
スマホのスペックは 2年前の「上」のスペックが 今では 一番「下」のスペックにな
る位 進歩が著しい。 例えば 今買うならば2年前の「上」のスペックのものを最低の
価格で買える。 現在の「下」レベルのスペックでも カメラの画素数で1300万画素以
上( A4写真がプリントできるレベル)、RAM(PCで言うメモリー)3ー4GB、 ROM
(PCのCドライブに相当)32GBで普通は問題ないし、バッテリー容量2600 MA 以上
あれば1日は持ちます。AndroidならROM不足はSDカードで補えます。 通常はこのス
ペックで十分です。 さらにできれば指紋認証、顔認証があればよい。このレベルの
スペックのものが、キャンペーンの時などは端末本体は大幅に安くなります。
ちなみに現状の最高はスペックは2400万画素、6 GB、128 GB、4200 MA 。
- スマホの選び方
まず スマホを買う場合ですが、全く新たにスマホを買おうという人と、従来携帯か
別のスマホとか使っていて乗り換えの人、 この2種類に分かれます。 新たな人は 特別
なことは必要ありませんが、乗り換えの人の場合には電話番号や 連絡先を引き継ぐとか、
メール、 LINE 、写真とかを引き継ぐ必要があります。 その引き継ぐ内容によって
も 買い方に影響があります。以下にスマホのスペックや価格レベルを示しますが、
毎年かなりの変化があり、下記は現時点のものと考えて下さい。
スマホには購入先別に3種類あります。
- キャリア3社(NTTドコモ、AU、ソフトバンク)のものを買う・・・
- 端末とSIMをセットで売る。端末本体を安くして通信量や端末分割払いの毎月支払いが高い。
2年等何年縛りがある。少し安価になったが最低毎月5000円以上か?
- 総務省が法改正してセット販売を禁止。年内施行を目指している。
- 準キャリアのもの(Yモバイル、UQ モバイル、など)
- セット販売だが格安SIM並のコスト、2年縛りはある。
- Yモバイルはソフトバンク系(10分以内通話無料セット)とUQはAu系(5分以内通話無料セット)
である。キャンペーンを利用すれば、端末がフリーに近いものもあり、端末込みで2000-3000円/月の
支払いで手に入る。
- 乗り換えの場合、電話番号の移行は店にお願いできるが、 連絡先とかメールとか写真とかの移行
は有料でお願いするか、自分でやる必要がある。
しかし連絡先でもメールでも LINE でも 写真でも クラウドに保存してあればログインさえすれば
OK で その他には 全く何もやる必要がありません。これは、PC間の移行でも、PC→スマホ移行でも、
スマホ→スマホでも同じ。
- 格安シムを MVNOとシム契約し、端末は別に買う場合。
- MVNOとは「 無線通信設備を持たずキャリアから借り通信 通話 サービスをする」
- MVNO には au 系で UQ モバイル、ジェイコム、マイネオ、 ドコモ系で、OCN
モバイルワン、楽天モバイル、DMM、 LINE、ソフトバンク系では日本通信 があり、SIM契約する。
- この場合は、乗換えの場合、電話番号、連絡先移行など全て自分で行う必要あり。
格安 SIM の通信通話代が月1,600円程度、10分以下の通話無料込みで月2500円程度
だが数万円で端末本体購入が必要。準キャリアに比べ良い点は2年縛りがない事。
- スマホを使いやすくするために どうするか
以下ではスマホの実際の使い方を、スマホ画面を スクリーンに映して説明します。
この機能をミラーキャストと言い、 Windows 8以降のパソコンとAndroid 4.25以降の
スマホが同じ Wi-Fi 環境下にあればできます。
パソコン側の設定はアクションセンターから接続を選びこの PC へのプロジェク
ションをオンにし、スタートボタンで接続を選びます。
一方スマホは ステータスバーをおろしてPlayToを開き、MyComputerを選びます。
これにより両者のミラーリングができます。
- ホーム画面などを使いやすくする
- スマホの画面レイアウト:最も上のステータスバー、(Androidの場合、その下に
Google アシスタント)、その下に多くのアプリがありページめくりできます。
その下には頻度高いアプリを置く固定位置のステージ(ドック)があり、一番下に
ふつう、左から「戻りキー」「ホームキー」「最近使用アプリキー」の3つの操作
キーがあります。
- アプリを長押しし移動し 不要なものは削除したり よく使うアプリをステージへ
移動したり、簡単にできます。アプリを重ねるとフォルダー内に収まります。
時々「最近使用アプリキー」を開き、消すと軽くなります。
- 新しいアプリの入れ方
Android は Play ストア(GoogleStore)から、 iPhone は Apple Store から新アプリを
インストールします。アプリの安全性はAndroidの方がiPhone よりも低いと言われて
いますので、・・・。ウィジェットなどを 画面に貼り付けるには何もないところを
押してウィジェットを開いてそこから選びます。
- ストレージ ROM が不足になると 動作が遅くなったりする。この時にキャッシュ
の削除がおすすめで「 Yahoo スマホ快適化ツール」 というソフト を使えばボタン
一発でキャッシュを一括削除してくれる。しかし少々うるさいです。 また写真や
動画を 内部ストレージでなくSDカードに入れるようにしておき、内部ストレージに
は アプリだけを入れるようにした方が 容量確保 できます。
- バッテリーの節約について
バッテリーの残量はステータスバーで見れます。バッテリーの節約で大きいのは使
わない通信をオフにすること( Wi-Fi、 Bluetooth 、 GPS など)。画面の明るさや
スリープ設定を見直すことでも節約できます。省電力モードの利用もあります。
- データ通信料の節約について
通信料は設定からモバイルデータ使用量で把握します。節約で最も大事なのは Wi-Fi
をできるだけ使うことです。 特に通信量が多い動画はWi-Fi で見る ことが効果的 。
LINE とか Facebook とかの SNS は 知らないうちに 通信量が増えていることがあり
ますが 通信料制約 設定も可能です。例えば LINEの動画は Wi-Fi 時のみとセット可。
更にアプリの自動更新は Wi-Fi 接続時に限定可(Playストアのメニューからセット)
- ステータスバーでは電池残量、時計、電波強度などの情報が見れますが、ステー
タスバーを下にスライドして現れる、通知パネルではクイック設定ができます。
( Wi-Fi 、マナーモード、ライトのオンオフ等。その他多くの設定が可能)
- 次にセキュリティです。
- スマホにロックをかけます。 ロックの方法のパスワードやパターンは必ず設定し
ます。 指紋認証や 顔認証のある機種ならベターです。
- スマホのセキュリティで最も危ないのは不正アプリで、最も狙われるのが電話
番号と連絡先です。アプリの入手はiPhoneならAppleStore、AndroidならGooglePlay
からしますが、GooglePlayは一定の審査があるがApple程厳格でないので注意が必要。
アプリをインストールする前に、このアプリが何(電話・通話、アカウント、SNS、
個人情報、など)の利用を求めているか「アプリの権限」でわかります。
必要以上のことを求めていないか? アプリの権限は要チェック。 インストール済
みでも 設定→アプリと通知 →アプリの権限 を押すと 各アプリが利用できる権限が
現れる。 特に重要なのは連絡先や位置情報。 アプリがアクセスできる権限を 限定
すべきで、 本当に必要か 考え 必要でないものの権限をオフにする。
→実際問題、判断が難しいので「セキュリティアプリ」導入が無難。
- 二段階認証は 不正アクセスを撃退するのに 大変有効。 二段階認証とは、ログイン
時にスマホに 通知が届き 許可しなければログインできなくなる システム。 二段階
認証は 設定→Google→ Google アカウント→セキュリティ→2段階認証プロセス と
進んで登録する。しかしいちいち許可するのは面倒かもしれない。
- スマホの紛失対策。 設定→セキュリティと画面ロック→端末を探すをオンに。
但し、スマホの電源がオンになっていないと紛失対策は使えません。
- セキュリティの詳しいことは又の機会に考えます。
- スマホとPCとの連携(次回以降)
- スマホを便利に活用しよう
- 地図機能・・・ 位置情報GPS を有効に使えるのはスマホです。地図アプリで最も豊富
な情報と使い勝手の良いのが Google マップで、iPhoneの場合もインストールできる。
- Google マップはスマホのみでも使えるが、パソコンの方が高機能 なのでパソコンで
検索して現地ではスマホで使うと良い。例えば、スマホでは1つの目的地ですがパソ
コンならば10の目的地を順に登録できる
- そのため パソコンの Google アカウント と同じアカウントでスマホもログインする。
- スマホで Google マップを開き、2本の指のピンチ操作で拡大縮小、回転させると回転、
2本指を上方向に動かし立体表示にしたり、下方向にして平面図に戻したりできます。
- 検索して経路というボタンを押して出発地と目的地を入れます。 そうしなくても
Google 検索で「A から B 」という言い方でもG-Mapの出発地、目的地が入ります。
- 経路検索では3つポイントがあります。door to door で探すこと 。二つ目に交通機関
を絞り込むこと。三つ目に時刻指定すること。 マイプレイス(場所の登録)、 共有
(他の人と地図を共有)も便利。
- パソコンで調べた経路をスマホに送信するには「別のモバイル端末に送信」でスマホ
に送ります。スマホではステータスバーを下ろし3点から「 ホーム画面に経路を追加」
でアイコンができそこから開けます。
- スマホで地図を出して歩く時の注意ポイントです。 GPS が大事なので GPS を高精
度に セット(設定→Google→位置情報 )します。マップ上の 現在地アイコンをタッ
プして(GPS高精度でないと、ONにしますかと来る)、 方位磁石と水色現在地マーク
(扇形は視野の マーク)を出し、2回目のタップ
をすると立体地図がでます。 その扇形を目的地の方向に向けて 近づくように歩き出
せば良いのです。 この扇形の使い方がポイントです。
- 目的地の周辺スポット情報はそのボタンを押す。 行きたい場所の情報は、その場所
の普通の検索でなく、地図アプリから得たほうが便利です。
- タイムライン機能・・・メニューからタイムラインを有効にすると自分が歩いた経路
を地図で確認できます。削除もできます。
- GoogleMapsはもちろんカーナビとしても使えますが、Yahooカーナビも無料で使い
勝手が良いです。カーナビの場合は車載ホルダーを使うと便利です。シガーソケット
から充電しながらがおすすめ。
- LINE の活用・・・ LINE は 今までの電話とかメールに比べて 大変軽快で使いやすく便
利です。非常に簡単にメールも写真も通話もビデオもでき、動画でもすぐさっと送れ
て、全てフリー。またそれが受けて若い子は LINE ばかり使っているので若い子と話す
には LINEが必要です。親しい人との間はLineに限ると言っても良い位です。
- LINE を Google Play からダウンロードし、 LINE を開いて起動して「Lineアカウント」
を「新規登録」します→ 電話番号入力→「番号認証」タップ→ 利用規約で同意→ SMS
ショートメッセージで 送られてきた認証番号を入力→認証後 名前を登録、これは
ニックネームでOK。→次に友達追加設定だが、「友だち自動追加」「追加を許可」のチェック
は外すことがポイント。→名前、メルアドの登録して、アカウント登録完了。
- 友だち追加はごく親しい友達とし、自ら行うこと!!友達を追加する方法は四つある。
招待(メルアドか、SMS)、QRコード、ふるふる、検索です。
- 実際に友達と話す時にはその友達を選んで トーク(メール)、通話、ビデオ通話、
スタンプを選んで話せば良い。 グループトークもできます。
- 知らない人からメッセージが来たら編集からブロックできます。
- 音声入力・・・ 一般にモバイルで外出先で 文を書いたり するのは大変です。 それを
実に簡単に音声入力でメールも出来ますし文章も作れます。完全な文章ではないので
(句読点。、等だめ)少しの訂正だったらばスマホで行い、長い文章の場合にはパソコンで
修正します 。家で長文やメールを書くときにも音声入力は断然速いです。
- IPhoneの音声入力の設定は:設定→ 一般→ キーボード→ 音声入力を on
- Android の音声入力の設定は:まずGoogle 日本語入力が入っていない時は Playストア
からインストールします。その上で 設定→システム→「言語と入力」で言語の設定を日本語
として、ソフトウェアキーボードの「キーボードを管理」で Google 日本語入力 と
Google 音声入力自動 をオンにする。 ※マイクアイコンを押して話します。
- その他、電話、ネット検索、カメラ、 予定表、日記、メモ、など、もろもろ スマホの
方が便利です。
- 電話機能も 連絡先又は履歴で入力できるので番号入力より楽です
- ネット検索も音声で Androidは Google アシスタント、 iPhoneはSiri を使って話し
言葉で検索できます。 区切らず、話し言葉で入れるのがコツです。
- スクリーンショット:スマホの画面をそのまま 画像にするもの。 スマホの電源ボタ
ンとボリュームボタンの下を同時に長押しします。スマホのフォト の中に保存され
ます 。例えば乗換案内のメモとか、 ネット画面を残しておきたい時に便利です。
- スマホのカメラも非常に高機能で手軽。色合いを変えたりすぐ送ったり 簡単。
Google のフォトはその画像を無制限に クラウドで保存できる。
ダブルレンズAIカメラは従来プロしか撮れなかった写真がとれる。
- スマホは災害時に 大変 便利。まず固定電話や携帯よりも繋がりやすいこと。
災害伝言板もあります Google のパーソン ファインダーという機能もあります 。
しかしバッテリーが重要でバッテリーは別に持つことが大事と思います。
- 登山用のアプリには「YAMAP」(無料)があります。
今後のテーマ(案)として、
スマホ・PCの連携、セキュリティがゆるいと・・・、アカウント・パスワード・乗っ取り詐欺の防衛、
写真をきれいに撮る、写真加工、音楽を楽しむ、 等
以上
最初に戻る
|