インターネットからソフトをダウンロードする方法(更新版)

講師 中西成美 さん

インターネット上から、色々なソフトウエアやファイルをダウンロードして自分のパソコンにとりこみ、使用することが出来ます。
しかし、実行に当たっては、セキュリティの問題に十分注意を払ってください。
ウイールス、スパイウエアなどに感染しないように、信用の置けないサイトにはアクセスしないよう気をつけましょう。ウイールス対策ソ フトでガードしておくことも大切です。

1.メーカーが提供するアップグレード用のソフト
●マイクロソフトの	Windows Update
            Microsoft Update(Officeのアップデートも一緒に出来る)
 「コントロールパネル」/「セキュリティ」で自動更新などの設定が出来る。
  手動の場合はスタートメニューから。
●機器メーカーが提供する、ドライバーやユーティリティソフト
 例:Canon、Epson、その他周辺機器メーカー、或いはパソコンメーカーなどが提供する
   ドライバや機器使用のためのユーティリティ
●ソフトウエアメーカーが提供するアップグレード用のソフト
 (ウイールスソフトもこの例に入ります)
 有償の場合はクレジットカードなどで支払う。

2.有償、無償のフリーソフト、を提供するダウンロードサイト
有名なダウンロードサイト
●窓の杜  http://www.forest.impress.co.jp/
●Vector  http://www.vector.co.jp/
  (ガイドのページ・「初めての方はどうぞ」に詳細にやり方が記載されている)
      http://www.vector.co.jp/for_users/guide/
3.各種画像ファイルなどは簡単にパソコンに取り込むことが出来る
画像を右クリック/名前を付けて画像を保存/保存先フォルダを指定して保存
有償のものもあるので注意すること。下記は参考です。
PC同好会お役立ちサイトから
.http://www1.odn.ne.jp/nsc-ob/cont504-1b.htm
イラスト、写真集の例
クリップアート集http://www.printout.jp/clipart/index.html
干支水彩画http://www.takabat.com/sara/saru.html
東京都内写真集http://www.shihei.com/tokyo_001.html
 *東京都内の名所、旧跡、風景など沢山の写真が載っている。フリーに転写できる。
使える写真集http://www.sothei.net/
イラストを探せ(Tools)http://kokoro.kir.jp/index.html
ゆめこルーム(たかくらゆきえ):NHKで紹介されたオートシェープでの描画集と書き方
.http://www2t.biglobe.ne.jp/~t-yukie/index.html
 *トップページから「お絵描き」「yumepaso」とたどると詳しい書き方の説明が出ます。

4.プログラムのダウンロードの実際
今回はVectorから、無償の画像処理ソフトとして定評のある、「J Trim」をダウンロードしながら解説します。

手順
プログラムのダウンロードには以下の手順が必要です。
準備→ダウンロード→解凍(展開ともいう)→インストール(簡単なソフトでは必要ない時もある)の4ステップの手順が必要です。
ダウンロード:通信回線を通して、インターネット上の夫々のサーバーからソフトを自分のパソコンに取り込む。通常通信回線の負荷を 減らすためにソフトウエアは圧縮された形で送られる。
解凍:圧縮された形で受け取ったファイルを解凍ソフトを使用して通常のファイルに戻す。
インストール:解凍したファイルをパソコンの中で使用できるよう配置設定する。

準備
・ハードディスクの空き容量があること、例えば500MB以上、通常は10MBで十分。
・スクリーンセーバーを「なし」に設定すること
  デスクトップを右クリックして「プロパティ」を開けて「スクリーンセーバー」タブで設定。
・省電力機能を「常時オン」に設定すること
  上と同じスクリーンセーバーの画面上で「電源設定」を「常時オン」に設定。
  同時にその下の「常にオンの電源の設定」をすべて「なし」にする
  WindowsXPではコントロールパネル/電源オプションから設定可能
・ソフトの拡張子を表示するように設定すること
  ファイルの種類がわかるように拡張子を表示させること。
  「マイコンピュータ」/「ツール」/「フォルダオプション」/「表示」タブで{詳細設定}のなかの
  「ファイルフォルダの表示」の{登録されているファイルの拡張子は表示しない}のチェックマークを外
  しておく。
   WindowsXPではコントロールパネルのフォルダオプションから。
・ダウンロードが終わったら夫々適正な設定にもどしておく。

「JTrim」のダウンロード
解凍ソフトがパソコンに入っていない方は、まず、解凍ソフトをダウンロードして取り込んでおくことが必要です。

解凍ソフトのダウンロードと解凍
(1)前記Vectorのアドレスをクリックして、Vectorのホームページを開く。
(2)上部のライブラリーをクリック。
(3)左のダウンロードメニューからユーティリティをクリック。
(4)アーカイブユーティリティをクリックすると、解凍ソフトが沢山でてきますが、人気No.1の「Lhasa] をダウンロードしてみましょう。
「Lhasa32」をクリック
Lhasaのページで左下「ダウンロードはこちらから」をクリック
ダウンロードページで、右上「ダウンロード」をクリック
ダウンロード画面で保存をクリック
保存画面で保存場所を指定する。ここではデスクトップに新しく「download」というフォルダを作成して指定する。そのためには、保存する 場所にデスクトップを指定し右上「新しいフォルダの作成」ボタンでフォルダを作成、名前を「download」とつける。
「download」フォルダをダブルクリックして開き、保存する場所に「download」と表示されたら「保存」ボタンをクリック。
ダウンロードが始まり、完了が表示されたら「フォルダを開く」ボタンで「lhasa0.19.exe」を確認する。
(5)ダウンロードされた「lhasa019.exe」というファイルは圧縮されれていますが自己解凍型といって解凍ソフトがなくても、ダブルクリ ックするだけで解凍できます。
ダブルクリックして、インストール先を選び、「デスクトップにショートカットを作る」にチェックをいれ、インストール開始ボタンをクリ ック。完了したら「OK」。
インストール先としては、プログラムの場合、普通C\Program Filesを使う。
解凍されていくつかのファイルが出来ます。「Lhasa.exe」というファイルが実行ファイルです。 「Lhasa.txt」を開いて使い方を一読して ください。
(6)デスクトップに作成されたショートカットを、ダブルクリックして開くと出力先とオプションの設定をするダイアログが出ます。 Lhasaを使って解凍した時の解凍先フォルダを指定できます。
ここでは出力先は変更せずデスクトップに指定し、オプションの「フォルダ自動生成」「解凍先を開く」にチェックをいれておく。
関連付けは、.lzhにも.zipにも対応するようにボタンを押し込んでOK。
デスクトップに「Lhasa」のショートカットがあることを確認して終了。
 *「Lhasa」は解凍専用のシンプルな使いやすいソフトです。このほか解凍・圧縮用の「Lhaca」や「Lhaplus」などがあります。

「JTrim」のダウンロードと解凍
(1)前記Vectorのアドレスをクリックして、Vectorのホームページを開く。
(2)上部のライブラリーをクリック。
(3)左のダウンロードメニューから画像&サウンドをクリック。
(4)グラフィックス関係→グラフィックエディターをクリック。
(5)「JTrim」をクリックして、ダウンロードをクリックしてゆきダウンロード先を指定するとダウンロードが始まります。ダウンロード先は、 先に作成したデスクトップの「download」でよい。
 *あらかじめソフト名がわかっている場合、キーワード欄に名前をいれ、検索ボタンをクリックして探した方が早いかも!
(6)ダウンロードされた「jt151.lzh」というファイルをドラッグして、デスクトップの「Lhasa.exe」のアイコンの上に持ってゆきドロップすると、 予め「Lhasa.exe」で設定した出力先に解凍されていくつかのファイルが出来ます。また、関連付けがセットされていれば、単に圧縮ファイルをダブル クリックしただけでも解凍されます。
「Lhasa.exe」で「フォルダ自動生成」にチェックをいれておくと、出力先にフォルダが自動生成され、解凍された関連ファイルがまとまって入るので、 整理しやすい。

この場合は出力先のデスクトップに「jt151」というファルダが生成され、其の中にJTrim関連のファイルが収容されている。
このケースでは解凍のみでインストールは必要ない場合です。

また、JTrim.txtとかRead me.txtなどという説明ファイルが入っているので読んでおきましょう。
「JTrim.exe」というファイルが実行ファイルです。必要なら右クリックしてデスクトップにショートカットを作りましょう。
「jt151」フォルダはこのままデスクトップに置いておいてもよいが、Program Filesなどに移した方がスマート。

インストール
もう少し大型のプログラムの場合
解凍先フォルダの中に、setup.exeというような名前の実行ファイルがあり、これをダブルクリックするとインストールが始まる。
インストール先を 指定すれば自動的にインストールが行われる。プログラムの場合、インストール先は通常C\Program Filesを指定する。其のあとパソコンの再起動を 要求されたら実行して完了となる。

WindowsXPの圧縮解凍機能
WindowsXPではファイルやフォルダの圧縮・解凍(展開)機能があります。

圧縮フォルダを使う
フォルダの新規作成で圧縮フォルダを作成して、このフォルダにドラッグドロップなどでファイルや、フォルダを格納すると、圧縮される。圧縮フォ ルダはジッパーがかかった形になっているので判りやすい。拡張子は「.zip」
或いは、ファイルやフォルダを選択して、送る機能で、送り先を圧縮フォルダに選択すると、圧縮フォルダに送られて圧縮される。
圧縮フォルダは中身を開いてみたり、普通のフォルダのように扱えるが、実際にはZIP形式の圧縮ファイルである。従って圧縮フォルダをメールに添 付ファイルとしつけて、送ることもできる。受け取った人はWindowsXPの解凍機能を使うか、或いはZIPの解凍ソフトで解凍することができる。
圧縮フォルダを開いて「ファイルをすべて展開」、或いは圧縮フォルダを選択して、右クリック「解凍」で、圧縮フォルダの展開ウイザードが起動する ので、これによりすべて解凍することができる。また圧縮フォルダの中の個別ファイルを外へ移動すると、解凍される。

NTFS圧縮を使う
もうひとつの圧縮方法はNTFS圧縮という方式であるが、フォルダのプロパティから設定する。

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