「ハードウェアの安全な取り外し」が消えたときの対処法
講師 森田矩夫 さん
【解説】
通知領域から「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが消えた時の操作方法
【操作】
- 1.
-
「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリックして「ファイル名を指定して実行」DB 画面を表示する。
- 2.
- [名前] 欄に以下を半角文字で入力する。文字列がヤヤコシイので注意してキーインすること。
rundll32 shell32.dll,Control_RunDLL hotplug.dll
| [参考] dll:Dynamic-Link Library |
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- 3.
-
正しく入力されているかを確認後、「OK」をクリックすると「ハードウェアの安全な取り外し」DB画面が表示される。
| この例ではカードリーダーとUSBメモリーが、同じ[USB大容量記憶
デバイス]と表示されている。 |
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- 4.
-
ハードウェア デバイス欄の表示がはっきりしなかったら、「デバイスコンポーネントを表示する」にチェックを入れて
ハードウェア デバイス欄に詳細を表示させる。
- 5.
-
取り外したい周辺機器(この例ではBUFFALOのUSBであるから下段の「USB大容量記憶装置デバイス」)を選択して「停止」
をクリックする。
- 6.
-
「ハードウェア 停止の停止」DB画面が表示されるので停止するデバイスであることを確認後「OK」をクリックする。
「ハードウェアの取り外し」の吹き出しが出たのを確認して取り外したい周
辺機器(この例ではBUFFALOのUSBメモリー)を取り外す。 |
| [参考]
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【参考】
- ○
- ハードウェアを取り外そうとした時に、「ハードウェアの安全な取り外し」が消えてしまった場合
の対処法として、この方法の他、慌ててハードウェアを取り外そうとせず、ハードウェアを付けたまま
の状態で作業を完了させ、パソコンの電源を切ってから取り外すと良い。
- ○
- 「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンがしょっちゅう消えるようなら、「ハードウェアの安
全な取り外し」ショートカットをデスクトップ上に作成し、ショートカットから取り外し作業をする方
法もある。
- ○
- 「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンが消滅するトラブルはUSBメモリー取り外し時に遭遇す
る場合が多い。どの解説本も「ハードウェアの安全な取り外し」操作をしてからUSBメモリーを取り外す
ように書いてあるが、私の経験では、USBメモリーとパソコンとの信号のやり取りが終了(USBメモリー内
蔵のアクセスランプの点滅をしていない状態)して、一息(10秒位)休めば 「ハードウェアの安 全な取り
外し」操作をしなくてもUSBを取り外しても大丈夫のようである。その為にはデフォルトポリシーが「ク
イック削除のために最適化する」状態になっている必要が有る(通常は最適化する状態になっている)。
【「クイック削除のために最適化する」状態の確認方法】
- 1.
- USBメモリーをUSBに挿入。
- 2.
- 「スタート」→「マイコンピュータ」右クリック→「プロパティ」。
- 3.
- 「システムのプロパティ」DBの「ハードウェア」タブ→「デバイスマネージャ」。
- 4.
- 「デバイスマネージャ」DBの「ディスクドライブ」の
をクリック。
- 5.
- 挿入している USBメモリー名を選択して右クリック→「プロパティ」
- 6.
- 「挿入している USBメモリーのプロパティ」DBの「ポリシー」タブ
- 7.
- 「クイック削除のために最適化する」にラジオボタンが入っていることを確認(入っていなけれ
ば入れる) 。
- 8.
- 開いているDBを全て閉じる。
以上
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