第3回同好会懇親旅行会
(2013.7.15-16,白渓山荘・鋸山・日本寺)

 パソコン同好会が、8月に発足10周年を迎えるので、記念にどこか旅行でも・・・ということになり、 たまたま君津製鉄所の保養所 白渓山荘が今年9月末に閉館となるそうなので、その前にもう一度訪れようと、 同好会メンバーの中山さんと楠さんに旅行幹事を引受けていただき、連日猛暑の続く中、出掛けてきました。
 4年前のときに比べ、幸いにも連日天気に恵まれ、とても楽しい旅行となりました。
参加されたのは  磯野 大谷 大庭 楠 小坂 世木 中西 中村 中山 長谷川 平山 三谷 森田(敬称略)の13名でした。 4年前に参加された 武田さん 露原さん 小川さんは、それぞれ御都合で顔を出されず、 新たに大庭さん 三谷さん、そしてカムバック組の大谷さん 小坂さん 中村さんが参加されました。


 さて1日目
 楠さんは地元でもあり早めに山荘に着かれ、平山さんはマイカーで到着。他の方々は電車とバスで 鹿野山神野寺まで到着し、神野寺を見学して徒歩で白渓山荘までやって来ました。このコースは4年前と全く同じ行程でした。



神野寺仁王門前にて。先ずはパチリ。



神野寺本堂(左)、本堂裏の格子越しに聖徳太子16才の立像(中央)と
左甚五郎作の今年の干支・白蛇の置物(右)が見られた。



白渓山荘近くの九十九谷展望公園からの眺望。



そこに設置された、東山魁夷画伯の出世作「残照」(昭和22年)の解説盤の記事。



これが見納めでしょうかね〜


 今回は若干のヒヤリハットもありましたが、兎も角全員夕方5時ごろまでに顔をそろえ、入浴で旅の疲れを落とし、 山荘の屋上でバーベキュー大会が始まりました。
 涼しい風に吹かれながら、しかも蚊の一匹にも煩わされず、豊富に準備された具材を比較的若手メンバーの、 かいがいしいサービスで、皆さん素晴らしい健啖家ぶりを見せたことです。 楠さん差入れの焼酎も肉の味を 格段に引き立ててくれたようです。 ありがとうございました。



調理は専ら若手が担当。その間、年長組はご歓談。記念のビールも旨かった!






 この後カラオケの時間となり、我と思わん歌い手たちが日ごろの研鑽ぶりを次々と披露、 音痴と自称する中村さん、カメラに専念されていた大谷さんも歌い組に加わり、広いホールが熱気にあふれ、 11時過ぎまで盛り上がり、最後は「リンゴの唄」を全員で合唱して終幕。
 楠さんはじめ事務局の三浦さん、そして彼のバスケット部での後輩といはれる幸館長のこころくばりに感謝感謝です。



ここでの写真の多くは、世木カメラマン提供のもの。



昔なつかし「リンゴの唄」の斉唱でお開き。トシが判るね!


 翌日2日目
 早めに朝食を済ませたあと、2台のタクシーと平山車で山を降り、浜金谷港の近くの鋸山ロープウェイ山麓駅に集合、 山頂まで一気に登り(この間4分)、やや霞のかかった東京湾の風景をしばらく堪能したあと、鋸山日本寺領域の散策 に入りました。



いざ出発! その前に全員集合、記念写真。



途次、マザー牧場付近の路肩からの眺め。君津製鉄所が霞んで見えた。




山頂駅の屋上展望台から東京湾のパノラマ



 名勝日本寺は約千三百年前、聖武天皇の勅詔と光明皇后のおことばで高僧行基に よって開かれた関東最古の勅願寺です。
 はじめは法相宗、次いで天台宗 真言宗を経て、徳川3代将軍家光公治世に曹洞禅宗となって今日に及んでいます。
 こんなに宗派が変わるとは日本仏教の融通無碍なるものの象徴でしょうか。
 身の丈31メートルにもなる日本一の大仏様、雄大な百尺観音、東海千五百羅漢など、 すべてを鑑賞するには二日を要するといわれるところを、山頂から中腹までの要所だけ、急峻な石段を下ったり 上がったり息を切らせながら、それでも2時間弱、標高差約100m超のややきつめの散策をこなしました。

乾坤山・日本寺境内西入口(拝観料600円)




 右は、地獄の底から見上げる「地獄覗き」。
 あそこから蜘蛛の糸が下がってきたら、
 誰だって縋り付くだろうな〜

左、百尺観音像の前で
オールスターキャスト



弘法大師の護摩窟



磨崖仏日本一の大仏さま。


 喉も渇き、朝食もすっかり消化して空腹を抱えだしたころ、マイクロバスのお迎えで、 浜金谷港から少し北にある地元漁師料理「かなや」での旅程最後の昼食、新鮮なメニューから 各自注文して素晴らしい味を満喫した次第。
 食事処から見える広い海辺、岩礁のところどころに羽を休める鵜の仲間達、とても目の保養になりました。


 中山、楠両氏の素晴らしい旅行計画のもと、完璧と言っていいほどの満足感をメンバ−一同 得ることができたことに感謝しつつ、フェリー組、電車組に分かれて帰路に着きました。
 中山さん、楠さん大変お疲れさまでした。 ありがとうございました。 最後にメンバーの移動にご活躍いただいた平山さん、ありがとうございました。
 またのチャンスを期待しましょう。

文 長谷川一郎、写真 大谷信郎、HP 大庭哲哉

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